宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 2/21 12:15 更新 太陽風磁場が南向きに振れ続けて、磁気圏の活動を高めています。 担当 篠原 今朝くらいから、太陽風磁場が南向きに振れ続けています。 このため、磁気圏の活動もやや高まった状態になっています。 現在の太陽風は、速度は400km/秒、磁場強度は5nT前後と、 平均的な状態です。 磁場の南北成分も、 昨日から今朝までは、南北に小さく変化する程度だったのですが、 21日6時(世界時20日21時)くらいから南向きに偏るようになり、 -5nT程度の変化が6時間ほど続いています。 その影響はAE指数にも表れていて、 20日のグラフは、300nTの小規模の変化が時々起きる程度ですが、 21日に入る頃から、 500nTを少し超えるくらいの中規模の変化が続いています。 太陽風磁場の変化はどこまで続くでしょうか。 注目してください。 太陽は無黒点で、 静かな状態が続いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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