宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 2/16 13:45 更新 低速の太陽風が続いています。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、350km/秒前後の低速の状態が続いています。 磁場強度は、4〜5nTと平均的な値になっています。 磁場の南北成分も変化は小さく、 一時的に南向きになった時間帯に、 AE指数で800nTの中規模の活動が起きていますが、 その他は、磁気圏も穏やかに推移しています。 27日周期の図の前周期の太陽風を見ると、 グラフの右端の1月29日になって、 速度の高まりが始まっている程度です。 一方、SDO衛星AIA193では、 南極域から低緯度側に向かってコロナホールが伸びています。 前周期は見られなかった領域なので、 4〜5日後の太陽風に変化が起きるかもしれません。 太陽は、無黒点で静かな状態が続いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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