宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 2/ 9 11:25 更新 太陽風は平均的な速度に下がっています。太陽は無黒点です。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日のニュースのすぐ後に500km/秒を割り、 更に低下が続いて、現在は430km/秒と平均的な状態に戻っています。 磁場強度は、3nTとやや弱い状態で安定しています。 太陽風の高まりは、2日ほどで終わっています。 太陽風磁場の南北成分は、 太陽風のグラフの中盤から弱い南寄りになっています。 このため、AE指数でも300nT程度の小規模の変化が発生しています。 太陽風の速度がこのまま下がっていくと、 磁気圏の活動はより小さい変化になっていくでしょう。 一方、SDO衛星AIA193では、 北半球の縦に伸びるコロナホールが太陽の西側に進んでいます。 明後日くらいにこの領域の弱い影響が見られるかもしれません。 太陽では、昨日小さい黒点が見えていた領域が、 南西の端に近付いています。 今日の写真では、黒点は見えていない様です。 その他に活動的な領域はなく、太陽は穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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