宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:59)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 6 --- ---
2/ 5 --- ---
2/ 4 --- ---

黒点  2/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:56 373 +2.8
-2 h 357 +0.5
-4 h 352 -2.1
-6 h 346 +0.4
-8 h 360 -0.7
-10 h 352 +0.9
-12 h 369 +0.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 2 -/ -
-2 h -3 -/ -
-4 h -8 -/ -
-6 h -10 -/ -
-8 h -6 -/ -
-10 h -10 -/ -
-12 h -8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 1x10^2
2/ 6 0.6 2x10^2
2/ 5 0.7 5x10^2
2/ 4 0.5 5x10^2
2/ 3 0.6 5x10^2
2/ 2 0.6 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/ 2/ 1 13:42 太陽風は平均的な速度に戻りかけています。磁気圏も穏やかです。
2020/ 2/ 2 12:13 太陽風はやや高速の状態が続いています。太陽は無黒点になりそうです。
2020/ 2/ 3 12:31 太陽風は平均的な速さになっています。太陽は無黒点です。
2020/ 2/ 4 12:38 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。
2020/ 2/ 5 12:38 低速の太陽風が続いています。この後、速度の高まりが来るでしょうか。
最新のニュース

2020/ 2/ 6 11:59 更新
太陽風の高まりが始まるかもしれません。1月の黒点数は 6.4 でした。

担当 篠原

WDC-SILSOより、
1月の黒点相対数の月平均値は、 6.4 と発表されました。
2019年6月以降、月平均値は 1 前後の低い数字がずっと続いていました。
今回も低い値であることは確かですが、
1前後の状態を脱したのは、2019年5月の9.9以来です。

1月は、上旬に新しい活動周期の特徴を持つ2755群と2756群が
南半球と北半球にそれぞれ現れ、
下旬に現在の活動周期の特徴を持つ2757群が赤道近くに現れました。
この他にも、SDO衛星の画像では小さい黒点が時々見えていて、
太陽が少しにぎやかになってきた印象がありました。

このため、黒点が見えなかった日数(黒点相対数=0)は大きく減少して、
31日中13日と1か月の半分以下になっています。
ここまで下がったのは、2019年5月の31日中15日以来です。
この間の7か月では、無黒点の日は90%前後を占めていたのです。

ここから第25期の始まりとなるのか、
1月の上昇はたまたまで、まだしばらく待たされるのか、
この後の推移に注目してください。



今日の太陽は無黒点です。
昨日注目した東端の領域も黒点は見えていません。


太陽風は、今朝まで360km/秒で安定していましたが、
グラフの最後で400km/秒近くに速度が少し上がっています。
磁場強度も、5nTから8nTへ小幅の上昇をしています。
27日周期の図で前周期に見えていた太陽風の高まりが、
これから見られるのかもしれません。

磁気圏は静穏で、AE指数は特に変化のない状態です。

この後、太陽風が高まって、磁場が南向きに変化するようになると、
磁気圏の活動も高まる可能性があります。



太陽黒点相対数の長期変化。1月の黒点相対数は 6.4 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の月毎の無黒点日の日数。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。