宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:29)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 8 --- ---
2/ 7 --- ---
2/ 6 --- ---

黒点  2/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:26 525 +0.3
-2 h 533 -0.3
-4 h 551 -2.2
-6 h 552 -2.2
-8 h 560 -2.5
-10 h 550 -0.2
-12 h 566 -0.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -14 -/ -
-2 h -17 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -8 -/ -
-8 h -10 -/ -
-10 h -11 -/ -
-12 h -12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^3
2/ 8 0.5 5x10^3
2/ 7 0.7 1x10^3
2/ 6 0.6 2x10^2
2/ 5 0.7 5x10^2
2/ 4 0.5 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/ 2/ 3 12:31 太陽風は平均的な速さになっています。太陽は無黒点です。
2020/ 2/ 4 12:38 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。
2020/ 2/ 5 12:38 低速の太陽風が続いています。この後、速度の高まりが来るでしょうか。
2020/ 2/ 6 11:59 太陽風の高まりが始まるかもしれません。1月の黒点数は 6.4 でした。
2020/ 2/ 7 12:19 高速太陽風が到来し、速度は600km/秒台に高まっています。
最新のニュース

2020/ 2/ 8 12:29 更新
高速太陽風は速度が下がり始めています。太陽の南西に小さい黒点が現れています。

担当 篠原

昨夜から、太陽の南西(右下)に小さい黒点ができている様です。
SDO衛星による磁場と可視光の写真を掲載します。
(この大きさの画像だと、黒点は見えなくなっています)
磁場の並びは、新しい第25活動周期の順番です。
発生した位置も南緯32度程度と高めになっています。

活動は特になく、太陽は穏やかです。


太陽風の速度は、昨日の夜までは600km/秒付近を保っていましたが、
今日の未明から次第に低下して、
現在は530km/秒と高速の状態は続いていますが、
一段下がった速度になっています。
27日周期の図の前周期と同様に、
速度の高まりは短い期間で終わるのかもしれません。

太陽風磁場の南北成分は、
グラフの中盤で南寄りに変化しています。
このため、磁気圏の活動も高まった状態が続き、
AE指数は500nT程度の中規模の変化が
やや時間をおいて、次々に発生しています。

太陽風のグラフの最後では、磁場は北寄りに傾向が変わっています。
この状態が続けば、磁気圏は静かになるでしょう。

SDO衛星AIA193では、
太陽の中央部の北半球側にコロナホールが見えています。
この影響が3日後くらいにやって来るでしょうか。




太陽の南西側に現れた第25活動周期の黒点。SDO衛星による磁場と可視光の写真。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。