宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 2/ 7 12:19 更新 高速太陽風が到来し、速度は600km/秒台に高まっています。 担当 篠原 昨日のニュースの後も、太陽風の速度はゆっくりと上昇を続け、 今日の昼には、650km/秒まで高まりました。 以降、600km/秒台の高速風が続いています。 磁場強度は、昨日から今日にかけて 8nT前後とやや強まった状態でしたが、 速度が600km/秒に達した頃に3nT近くまで下がって 高まりは終わっています。 27日周期の図を見ると、 前周期の1月10日に550km/秒に達する 速度の高まりが到来していますが、 その変化がより強まって回帰した様です。 前周期の速度の変化は2日程度で終わっていますが、 今夏はどうなるでしょうか。 太陽風の高まりを受けて、磁気圏の活動もやや高まり、 AE指数には、1000nTに達する大きな変化が1回と、 500nT程度の中規模の変化が数回発生しています。 引き続き注目して下さい。 SDO衛星AIA193では、 北半球に小ぶりのコロナホールが見えています。 前周期はこの領域の影響は見られなかったのですが、 今回はどうなるでしょうか。 太陽は無黒点です。 穏やかな状態が続いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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