宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 2/ 1 13:42 更新 太陽風は平均的な速度に戻りかけています。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日のニュース以降は次第に下がり、 現在は440km/秒と平均的な状態に戻りかけています。 磁場強度も6nTから3nTへ下がり、やや弱くなっています。 磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化する様になり、 磁気圏の活動は弱まって、 AE指数は、グラフの途中からほとんど変化が見られなくなっています。 27日周期の図の前周期の太陽風を見ると、 1月5日から11日にかけて速度の高まりが到来しています。 今回は速度がどの様に変化するか、しばらく注目してください。 SDO衛星AIA193では、 太陽の南極から東側の低緯度に向かってコロナホールが伸びています。 この影響にも注目してください。 太陽は、2757黒点群が西の端に近付き、 この後沈んで行きそうです。 STEREO Ahead衛星を見ると、太陽の東端の近くに活動的な領域はなく、 太陽は無黒点になりそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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