宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 1/29 12:40 更新 太陽風の速度が少し高まって、平均的な速さになっています。 担当 篠原 今日の未明から太陽風の速度と磁場強度が高まり始め、 速度は430km/秒と平均的な速さに戻っています。 磁場強度は、7〜8nTとやや強まった状態が続いていましたが、 グラフの最後で弱くなっている様です。 磁場が強まった頃から、 南北成分は -5nTを超えるくらいの南向きが続き、 AE指数に500nT程度の変化が発生しています。 太陽風のグラフの最後で、南北成分は北向きに切り替わり、 続いて磁場強度が下がっています。 この後は、磁気圏の変化も小さくなりそうです。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風(1月2日頃)は低速の風が続いていました。 今回は、この後どの様に変化するでしょうか。 太陽では2757黒点群が見えていますが、 昨日よりも少し小さくなっている様です。 南東の小さい黒点も、 SDO衛星の写真を拡大すると見えていますが、 規模に変化はなく、番号も付かないままです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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