宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 1/26 10:04 更新 太陽の南東にとても小さい黒点が現れています。太陽風は低速です。 担当 篠原 昨日太陽に見えていた黒点は、2757群と番号が付きました。 北緯3度と赤道に近く、現在の第24期の黒点群です。 また、太陽の南東の端(左下)から、新しい活動領域が姿を現しています。 SDO衛星の可視光写真を拡大すると、小さい黒点ができている様です。 掲載の可視光写真でも白斑が見えています。 こちらは南緯30度と緯度は高めで、 磁場の並びは第25期の順番になっています。 より大きな黒点に発達するでしょうか。 SDO衛星AIA193の動画を見ると、 この2つの領域で小さい活動が発生しています。 このため、X線グラフにも小さい変化が見えています。 太陽風は、300km/秒と低速の風が続いています。 磁場強度は、4〜5nTと平均的な値です。 磁場の南北成分は、やや北寄りになっています。 速度が下がっていることもあり、磁気圏は穏やかで、 AE指数はほとんど変化のない状態です。 太陽風と磁気圏は、穏やかな状態が続きそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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