宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 1/25 08:53 更新 太陽に小さい黒点が現れています。太陽風は低速の状態が続いています。 担当 篠原 太陽の東側(左側)の赤道近くに、黒点が発生しています。 SDO衛星の写真を調べると、 昨日の昼頃から見え始めていた様です。 昨日のニュースを書いた時には、 小さい黒点が既に見えていたのかもしれません。 場所は北緯3度程度と低く、 磁場の並びも現在の第24活動周期の順番です。 今日のNOAAの報告書で番号が付けられているかもしれません。 X線グラフに変化はなく、太陽は穏やかです。 太陽風の速度は320km/秒から300km/秒下がり、 更に低速の状態になっています。 磁場強度は、3〜4nTとやや弱い状態です。 磁場の南北成分も、0nT付近で小さく変化する程度です。 磁気圏はとても穏やかで、 AE指数はほとんど変化のない状態です。 この後も、太陽風は低速の風が続きそうです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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