宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 1/27 13:15 更新 太陽風は300km/秒付近の低速風が続いています。 担当 篠原 太陽の中央付近に見える2757黒点群は、 昨日よりも少し大きくなっている様です。 一方、南東の端に近い黒点は、 昨日と同様にSDO衛星の写真を拡大してやっと見える程度で、 NOAAの番号は付けられていません。 X線グラフに変化はなく、活動は穏やかです。 太陽風は、300〜310km/秒と低速の状態が続いています。 磁場強度は、4nTから1nTに下がって、 5nTに戻るという変化をしています。 磁場の南北成分は、南向きに変化する時間帯があり、 その頃に、AE指数では200nT程度の小さい変化が起きています。 その他の時間帯は、磁気圏は穏やかです。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風は穏やかな状態が続いています。 今回も同様の推移になりそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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