宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 1/19 08:41 更新 太陽の北東に小さい黒点が発生しています。太陽風は低速です。 担当 篠原 昨夜から太陽の北東側に小さい黒点が発生しています。 磁場の並びは新しい第25期の順番です。 出現した緯度は北緯17度で、真ん中くらいの高さです。 まだかなり小さいので、 NOAAの報告書に載るかどうかは分かりません。 今後、さらに大きくなっていくでしょうか。 X線グラフに変化はなく、太陽は穏やかです。 太陽風は、320〜330km/秒の低速の風が続いています。 磁場強度は、3〜4nTとやや弱くなっています。 磁場の南北成分は、 やや南寄りの傾向から、北寄りに変わっています。 速度が下がっていることもあり、磁気圏の活動は穏やかで、 AE指数はほとんど変化のない状態です。 SDO衛星AIA193では、 太陽の南側のコロナホールが西に進んでいます。 この領域の弱い影響が、この後やって来るかもしれません。 太陽の北東側に現れた第25活動周期の黒点。SDO衛星による磁場と可視光の写真。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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