宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 1/17 12:21 更新 太陽風の速度は、少し高まって、再び低速に戻っています。 担当 篠原 昨日のニュースの後から夜にかけて、 太陽風の速度は小幅の変化ですが、380km/秒へ高まりました。 その後はゆっくりと下がって、 今朝には310km/秒と昨日と同じくらいの低速風に戻っています。 規模が小さくなった太陽風速度の変化が、 遅れて地球にやって来たのかもしれません。 27日周期の図を見ると、半日程度の変化になっています。 磁場強度は、5nTから3nTへ少し下がり、 やや弱くなっています。 速度が上がっていた頃に、磁場の南向きの変化が少し強まり、 AE指数に500nT程度の小規模の変化を作っています。 その他は磁場の南北成分の変化は小さく、磁気圏も穏やかです。 SDO衛星AIA193では、太陽の中央部の南側に、 ぼんやりとしたコロナホールが見えています。 4日後くらいに、弱い影響が見られるかもしれません。 太陽は、無黒点で穏やかな状態が続いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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