宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 1/16 11:54 更新 低速の太陽風が続いています。太陽は無黒点です。 担当 篠原 太陽風の速度は、330km/秒から300km/秒へ更に下がり、 グラフの最後で320km/秒に少し戻る変化になっています。 磁場強度は、5nT前後と平均的な状態が続いています。 前周期に見られた太陽風速度の高まりは、 消えてしまった様です。 この高速風は、昨年の6月から半年にわたって 繰り返し地球に到来していたのですが、 コロナホールの分布が変化して、回帰しなくなった様です。 磁場の南北成分は、弱い南寄りになっています。 このため、AE指数には700nTや300nT程度の 中小規模の変化が発生していますが、 全体としては穏やかな状態です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真は、 中央部の南東寄り(左下)に小さいコロナホールが見える程度です。 この後も、太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 太陽は無黒点です。 穏やかな状態が続いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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