宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 1/11 11:36 更新 太陽風はやや高速になっています。太陽は無黒点になりそうです。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の昼過ぎくらいから下がり始め、 現在は460km/秒とやや高速くらいになっています。 太陽風速度の高まりは、短い時間で終わりそうです。 太陽風の磁場強度は、4〜5nTと平均的な状態です。 南北成分は、小幅ですが南北に変化していて、 AE指数は、500nT程度の小規模の活動が度々発生しています。 太陽風の速度が下がってきたので、 磁気圏の活動は、規模が次第に小さくなっていくでしょう。 SDO衛星AIA193では、コロナホールの薄暗い領域が、 太陽の中央部を南北に途切れながら延びている様に見えます。 3日後の14日くらいから、次の太陽風の高まりが始まりそうです。 前周期は、550km/秒くらいまで速度が高まりました。 今回はどうなるでしょうか。 太陽は、2756黒点群が西の端に沈みかけていて、 黒点はほとんど見えない状態です。 その他に黒点はありません。 太陽は無黒点に戻りそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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