宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:55)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/ 6 --- ---
1/ 5 --- ---
1/ 4 --- ---

黒点  1/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
2755 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 530 -1.3
-2 h 529 +0.6
-4 h 540 -2.1
-6 h 479 +2.4
-8 h 446 -0.8
-10 h 435 -2.6
-12 h 385 -1.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -15 -/ -
-2 h -17 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -18 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h 7 -/ -
-12 h 1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^0
1/ 6 0.7 2x10^2
1/ 5 0.5 9x10^1
1/ 4 0.7 2x10^1
1/ 3 0.6 2x10^1
1/ 2 0.6 2x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/ 1/ 1 11:09 太陽にとても小さい黒点が現れています。太陽風は低速の風が続いています。
2020/ 1/ 2 11:07 太陽の南東の黒点が少し大きくなっています。太陽風は低速です。
2020/ 1/ 3 09:55 黒点に2755群と番号が付きました。低速の太陽風が続いています。
2020/ 1/ 4 10:56 太陽風が平均的な速度に上がっています。2755黒点群は見えています。
2020/ 1/ 5 10:58 太陽風の速度は320km/秒へ下がり、低速になっています。
最新のニュース

2020/ 1/ 6 12:55 更新
高速の太陽風が到来しています。12月の黒点数は 1.6 でした。

担当 篠原

WDC-SILSOより、
12月の黒点相対数の月平均値は、 1.6 と発表されました。
数字としては、3か月ぶりに1を超えましたが、
グラフを見ると、低い数字が続いています。

12月は、24〜26日頃に2753、2754と2つの黒点群が現れました。
このため、1日毎の黒点相対数としては、
25日に23を記録しています。
記録をさかのぼって見ると、
1日毎の黒点相対数が20を超えたのは、
5月14日の24以来で、7か月ぶりのことです。

一方、黒点が観測されたのはこの3日だけなので、
12月の無黒点の日は28日に達しています。
こちらは、7か月連続で25日の線を超えています。

2020年はどの様な変化になるのでしょうか。
黒点相対数がどこから増加を始めるのか、
第25活動周期の立ち上がりに注目してください。



今日の太陽は、2755黒点群がかろうじて見えています。
昨日よりも小さくなっていて、このまま消えてしまいそうです。


太陽風は、昨日のニュースの後に
速度が320km/秒から380klm/秒へ少し上がり、
やや低速の状態が半日ほど続いたところで速度が再び高まり始め、
今朝早くに500km/秒を超えて高速風になっています。
現在は530km/秒で落ち着いています。

昨日から10nT程度に高まっていた磁場強度は、
高速風になる頃に下がり、現在は3nTとやや弱くなっています。

27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風も12月10日に450km/秒と
速度が少し高まっていたのですが、
今回は立派な高速太陽風になっています。
磁場強度が既に下がっているので、
速度の上昇もこのくらいではないかと思います。
高速の風がどのくらい続くのか、
この後の変化に注目してください。

太陽風磁場の南北成分は、
比較的北寄りの変化になっていますが、
南向きに大きく変化する時間帯もあり、
AE指数は750nT程度の中規模の変化と、
その前後に小規模の変化が起きています。

磁場強度は下がってきましたが、速度が高まっているので、
磁気圏はやや活動的な状態が続くかもしれません。



太陽黒点相対数の長期変化。12月の黒点相対数は 1.6 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の月毎の無黒点日の日数。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。