宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 1/ 7 12:07 更新 高速太陽風の速度は下がり始めています。太陽の東端に新しい領域が現れています。 担当 篠原 昨日、530km/秒に高まっていた太陽風の速度は、 その後はゆっくりと低下に向かい、 現在は450km/秒とやや高速くらいになっています。 太陽風速度の高まりは、短期間で終わりそうです。 太陽風の磁場強度は、3〜5nT付近で小さく変化しています。 南北成分の南向きの変化は、 グラフの途中に小さく見られる程度です。 磁気圏は全体としては穏やかで、 AE指数は300nTの小規模の変化が起きている程度です。 太陽風はこのまま落ち着いて行きそうですが、 SDO衛星AIA193の太陽の南半球に見えていた 細長いコロナホールの影響が続いてやって来るかもしれません。 太陽は、2755黒点群はほとんど見えなくなっています。 一方、東の端から新しい領域が上がってきた様で、 SDO衛星AIA193の左端に明るく光る場所が見えています。 可視光写真を拡大すると、小さい黒点ができている様です。 位置が赤道に近いので、現在の第24期の領域です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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