宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 1/ 3 09:55 更新 黒点に2755群と番号が付きました。低速の太陽風が続いています。 担当 篠原 太陽の南東(左下)の黒点は、2755群と番号が付けられました。 大きさの変化は特にありません。 X線グラフに変化はなく、太陽は穏やかです。 太陽風は、今朝にかけて速度が380km/秒へ少し高まりましたが、 すぐに下がっていき、現在は330km/秒と低速の風が続いています。 27日周期の図を見ると分かりやすいですが、小さい変化です。 太陽風の磁場強度は、2〜6nTの範囲で上下しています。 こちらも目立つ程の変化ではありません。 磁気圏も穏やかで、 AE指数は200nTの小規模の変化が1回起きている程度で、 変化の少ない状態が続いています。 27日周期の図の前周期の太陽風は、 掲載されている範囲では400km/秒台に高まる程度と、 穏やかな風が続いています。 次の太陽風速度の高まりは、 グラフの右端の2日後、12月18日に到来しています。 今回にあてはめると、1月14日頃です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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