宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 1/ 5 10:58 更新 太陽風の速度は320km/秒へ下がり、低速になっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、今日に入る頃まで400km/秒を保っていましたが、 以降は次第に下がって、現在は320km/秒と低速の風になっています。 一方、磁場強度は昨夜くらいから高まり始め、 現在は9nTとやや強まった状態です。 この後、太陽風速度の変化などに繋がっていくのでしょうか。 太陽風磁場の南北成分は、 グラフの初めと終わりは0nT付近ですが、 中盤で弱い南寄りになっています。 この影響で、AE指数では500nTに届く位の小規模の変化が グラフの中盤で数時間ほど発生しています。 現在は静穏です。 SDO衛星AIA193では、南極側から太陽の中央部にかけて、 細くコロナホールが伸びています。 幅が狭いので、地球への影響は小規模に留まるのではないかと思いますが、 前周期には見られなかった領域なので、 27日周期の図とは太陽風の様子が変わるかもしれません。 影響がやって来るのは、3〜4日後くらいでしょう。 太陽では、2755黒点群が少し小さくなっている様です。 この後、消えていくかもしれません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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