宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2020/ 1/ 1 11:09 更新 太陽にとても小さい黒点が現れています。太陽風は低速の風が続いています。 担当 篠原 明けましておめでとうございます。 宇宙天気は穏やかに新年を迎えています。 2020年も宇宙天気ニュースをよろしくお願い致します。 今年の注目は、太陽の第24期から第25期への活動周期の切り替わりでしょう。 このところ、新しい周期の黒点の出現が目立つ様になっています。 今日の太陽でも、南東の端に新しい周期の小さい黒点が現れた様です。 SDO衛星AIA193の太陽で、左下の端で明るく光っている場所です。 掲載の可視光写真では白斑しか見えませんが、 SDO衛星の可視光の拡大写真では、とても小さい黒い点が見えます。 緯度は南緯36度程度と高く、磁場の並びも新しい第25期の順番の様です。 また、AIA193の写真で、この黒点の領域の右上の光っている場所にも、 第25期の磁場の並びが発生しています。 緯度は南緯23度程度です。 新しい周期の領域の出現が続く様になっています。 引き続き、太陽の変化に注目して下さい。 太陽風は、300km/秒と低速の風が続いています。 磁場強度は、3〜5nTへ少し下がっています。 磁場の南北成分は、弱い南寄りになっていますが、 低速のため磁気圏の活動は穏やかで、 AE指数は、250nT程度の短時間の小さい変化が2回起きただけで、 その他は静かです。 SDO衛星AIA193では、 太陽の低緯度域のコロナは、全体がぼんやりと光っているだけです。 穏やかな太陽風がこの後も続きそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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