宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2019/12/31 10:43 更新 低速の太陽風が続き、磁気圏もとても穏やかです。太陽は無黒点です。 担当 篠原 太陽風は、300km/秒と低速の状態で安定しています。 磁場強度は5〜7nTへ少し強まる変化が見えていますが、 全体としては、太陽風は穏やかな状態が続いています。 磁場の南北成分は北寄りになっています。 低速の状態と重なって、磁気圏はとても穏やかです。 AE指数のグラフは、全く変化のない状態です。 SDO衛星AIA193では、北極と南極にコロナホールが見える程度で、 27日周期の図の前周期と同様に、 太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 太陽も無黒点で穏やかな状態です。 STEREO Ahead衛星を参照しても、 太陽の東端の向こう側に活動的な領域はありません。 太陽活動も磁気圏もとても穏やかなまま2019年の終わりを迎えています。 今年も宇宙天気ニュースをお読みいただきありがとうございました。 来年はいよいよ第25活動周期の始まりになるのでしょうか。 期待しつつ今年最後の更新です。 それでは、どうぞよいお年をお迎え下さい。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |