宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/12/27 09:39 更新 太陽は無黒点に戻っています。太陽風は平均的な状態です。 担当 篠原 太陽では、2754黒点群に続いて、 南半球の2753群も見えなくなっています。 太陽は無黒点に戻った様です。 新しい周期の黒点の発生は、次はいつになるでしょうか。 太陽風は、昨夜にかけて速度が350km/秒から400km/秒へ上がり、 平均的な速さに戻っています。 その後少し下がって、現在は380km/秒です。 磁場強度は、8nTから5nTへ少し下がり、 こちらも平均的な状態です。 磁場の南北成分は、小さく南北に変化する程度で、 磁気圏は穏やかです。 AE指数は、時々、小さい変化が起きる程度です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真は、 北極と南極にコロナホールの暗い広がりが見えていますが、 低緯度側は全体がぼんやりと光っているだけで、 コロナホールは見られません。 この後も、太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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