宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/12/26 15:20 更新 黒点は小さくなっています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽の黒点は、どちらも小さくなっています。 特に北西の2754群は、掲載の写真ではほとんど見えません。 X線グラフも変化はなく、太陽は穏やかです。 太陽風は、350km/秒と低速の状態が続いています。 磁場強度は、一旦、1nTに下がり、 その後、8nTとやや強まった状態になっています。 27日周期の図を見ると、 セクターのグラフがAからTに変わっていて、、 太陽風磁場の大まかな方向が切り替わっています。 磁場強度の変化はこれに関係しているのでしょう。 磁場の南北成分は、全体的に北寄りになっています。 このため磁気圏は穏やかで、 AE指数は小規模の変化が一時的に起きている程度です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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