宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2019/12/24 13:36 更新 太陽に第25期の黒点が発生しています。太陽風は低速です。 担当 篠原 太陽の南東側(左下)に、黒点が発生しています。 SDO衛星の可視光写真によると、昨夜遅くから見え始めた様です。 発生した緯度は南緯30度程度と高めで、 磁場の並びも(左側の写真)、左がN極、右がS極となっていて、 新しい第25活動周期の黒点の様です。 今日の段階では、 NOAAの報告書に黒点群の番号は付けられていませんでした。 この後、番号が与えられるでしょうか。 太陽風は、今朝までは350km/秒で推移していましたが、 その後更に速度が下がって、320km/秒になっています。 磁場強度は、5nTから2nTに下がって、最後で5nTに戻っています。 穏やかな太陽風が続いています。 磁場の南北成分は、南向きに強まる変化が一度起きていますが、 その他は0nT付近と小さくなっています。 AE指数も、一時的に500nTの変化が発生していますが、 その他の時間帯は静かです。 太陽風は、この後も穏やかな状態が続きそうです。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |