宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/12/22 12:54 更新 太陽風は低速になっています。一時的に小さい黒点が現れました。 担当 篠原 太陽風の速度は360km/秒に下がり、低速の風になっています。 磁場強度は、4〜5nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、振幅は小さいですが、 南に振れたり北に振れたりしています。 AE指数はデータが揃っていませんが、 小規模の活動も起きています。 現在は太陽風の速度が下がっているので、 磁気圏は、基本的には穏やかに推移するでしょう。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風は、この後、3日ほど400km/秒の状態が続き、 その後、低速の風になっています。 今回は既に下がっていて、このまま低速の風が続きそうです。 太陽では、昨夜、中央部東寄りの赤道近くに小さい黒点が現れ、 すぐに消えてしまった様です。 SDO衛星AIA193で、小さく明るく光っている場所です。 現在は無黒点です。 X線グラフも静かです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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