宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/12/21 12:49 更新 太陽風は平均的な速度に戻っています。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、420km/秒まで下がっています。 高速の太陽風は終わり、平均的な速さに戻っています。 27日周期の図を見ると、 今回の速度の高まりは2日程度と短くなっています。 太陽風の磁場強度は4nTに少し上がり、 こちらも平均的な状態です。 南北成分は南寄りの変化が続いていますが、変化は小幅です。 AE指数は500nTの中規模の変化も起きていますが、 磁気圏は全体としては穏やかです。 太陽風の速度が下がってきたこともあり、 磁気圏はこの後も穏やかに推移しそうです。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中央部の南側に淡いコロナホールが見えています。 前周期の太陽風には、 この領域の影響は特に見られませんでした。 今回はどうなるでしょうか。 太陽は、無黒点で穏やかな状態が続いています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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