宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2019/12/17 11:53 更新 太陽風は低速になっています。この後、高速太陽風が始まりそうです。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/秒から350km/秒へ下がって 低速になっています。 グラフの最後で370km/秒に少し上がっていますが、 小さい変化です。 磁場強度は、3〜4nTとやや弱い状態が続いています。 磁場の南北成分は、 ゆっくりと北寄りになったり南寄りになったりしています。 南に向いた時に磁気圏では小規模の活動が起きていて、 AE指数に300nT程度の変化が発生しています。 磁気圏は、全体としては穏やかです。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風は、11月21日から速度が高まっています。 27日周期で考えると、明日、18日に相当します。 この後、太陽風の磁場強度と速度の変化に注目してください。 磁場が南向きに強まれば、磁気圏の活動も高まります。 現在の27日周期の中では、唯一の高まりと言っていい期間です。 太陽は、無黒点で穏やかな状態が続いています。 SDO衛星AIA193でも、明るく光る場所はほとんどありません。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |