宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/12/16 12:31 更新 太陽風は平均的な速度です。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨夜にかけて370km/秒とやや低速になりましたが、 今日に入る頃から400km/秒と平均的な状態に戻っています。 磁場強度は、7nTから3nTへゆっくり下がっています。 現在はやや弱い状態です。 磁場の南北成分は北寄りの傾向が続いていて、 磁気圏は穏やかです。 一時的に磁場が南向きに変化して、 AE指数に300nTの小規模の変化が起きています。 SDO衛星AIA193では、 中央部のコロナホールが少し西に進んでいます。 2日後くらいから、 この領域の影響で太陽風の速度が高まりそうです。 太陽は、今日も無黒点です。 X線グラフも変化は見られません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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