宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:12)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 2 --- ---
12/ 1 --- ---
11/30 --- ---

黒点 12/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:06 347 +0.5
-2 h 351 -1.7
-4 h 347 +1.8
-6 h 353 -0.7
-8 h 359 -1.0
-10 h 358 -0.1
-12 h 357 -0.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 8 -/ -
-2 h 14 -/ -
-4 h 9 -/ -
-6 h 4 -/ -
-8 h 4 -/ -
-10 h -2 -/ -
-12 h -5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
12/ 2 0.6 2x10^2
12/ 1 0.5 5x10^2
11/30 0.6 8x10^2
11/29 0.6 1x10^3
11/28 0.6 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2019/11/27 12:09 太陽風は平均的な状態で、磁気圏も穏やかです。
2019/11/28 12:42 太陽風は低速になっています。磁気圏も概ね静穏です。
2019/11/29 13:34 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。太陽は無黒点が続いています。
2019/11/30 09:57 低速の太陽風が続いています。磁気圏も穏やかです。
2019/12/ 1 10:16 太陽風は平均的な速度になっています。磁気圏は静穏です。
最新のニュース

2019/12/ 2 13:12 更新
太陽風は低速になっています。11月の黒点数は 0.5 でした。

担当 篠原

WDC-SILSOより、
11月の黒点相対数の月平均値は、 0.5 と発表されました。

先月に続いて月平均値が 1.0 を割っています。
今回の極小期としては5回目 (2019年2月、7月、8月、10月、11月) です。
この回数については、
前回の極小期の4回 (2008〜2009年にかけて) を上回りました。

これにより、13か月平均値(図の赤線)は、
5月時点で 3.9 に下がっています。
数字そのものを比較してもあまり意味がないと思いますが、
前の極小期に 4.0 を割ったのは、2008年8月で 3.8 でした
その4か月後の2008年12月に 2.2 まで下がって極小を迎えています。
今回はこの後どこまで下がっていくのでしょうか。

また、11月に黒点相対数が 0 でなかったのは、
1日、2日、4日、13日の4日だけでした。
無黒点の日は 26日となり、
25日以上の月は6月から6か月連続になりました。

現在の極小期としては 9回目で、
こちらの記録も前回の極小期に並びました。

周期の切り替わりがどこでやって来るのか、
今後の黒点が増え始める瞬間に注目してください。



太陽は今日も無黒点です。
X線グラフも変化はありません。


太陽風は、速度が350km/秒へ下がり、
低速の状態になっています。
磁場強度も2〜4nTとやや弱くなっています。

27日周期の図を見ると、前周期の太陽風は、
この辺りから400km/秒程度に高まっていたのですが、
今回はどうでしょうか。

磁気圏は静穏で、AE指数は小さい変化が見られる程度です。



太陽黒点相対数の長期変化。10月の黒点相対数は 0.4 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の月毎の無黒点日の日数。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。