宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/11/27 12:09 更新 太陽風は平均的な状態で、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、速度は400km/秒、磁場強度は4〜5nTと どちらも平均的な状態で安定しています。 磁場の南北成分は、 0nT付近か、弱い北寄りで推移していて、 磁気圏はとても穏やかです。 AE指数のグラフは、ほとんど変化のない状態です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 太陽の中央部から東側にかけてコロナホールは見られず、 太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 27日周期の図の前周期のグラフを見ても、 10月31日と11月5日に 速度が400km/秒台に高まる小さい変化があるくらいで、 グラフの後も穏やかな太陽風が続いています。 太陽は、無黒点で穏やかです。 WDC-SILSOの黒点相対数の速報値では、 11月2日以降、ずっと0が続いています。 集計結果は来月を待つ必要がありますが、 今月もとても小さい月平均値になりそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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