宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:02)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/24 --- ---
11/23 --- ---
11/22 --- ---

黒点 11/24 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:56 512 -2.8
-2 h 501 -2.3
-4 h 521 -0.8
-6 h 503 +0.5
-8 h 448 -1.5
-10 h 439 -2.7
-12 h 463 -0.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -17 -/ -
-2 h -8 -/ -
-4 h -7 -/ -
-6 h -11 -/ -
-8 h -15 -/ -
-10 h -19 -/ -
-12 h -27 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^2
11/24 0.5 8x10^2
11/23 0.5 1x10^3
11/22 0.6 2x10^2
11/21 0.6 4x10^2
11/20 0.6 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2019/11/19 13:31 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。明日くらいから太陽風の速度が高まりそうです。
2019/11/20 12:30 太陽風はより低速になっています。これから高速太陽風が始まりそうです。
2019/11/21 12:31 太陽風の速度が上昇を始めています。磁気圏は穏やかです。
2019/11/22 12:31 太陽風の速度は600km/秒に高まっています。
2019/11/23 13:25 高速太陽風は終わり、平均的な速さに戻っています。
最新のニュース

2019/11/24 13:02 更新
太陽風の速度は、再び500km/秒に高まっています。

担当 篠原

昨日、400km/秒に下がっていた太陽風の速度は、
その後少し高まって、450km/秒とやや高速で推移していました。
更に、今朝くらいにもう一段高まって、
500km/秒と高速の状態に戻っています。

27日周期の図を見ると、
前周期の高速風ほどの勢いはありませんが、
高速太陽風は4日目に入ろうとしています。

太陽風の磁場強度は、5nTから10nTに高まり、
再び5nTに戻る変化をしています。
南北成分は南寄りの傾向が続いていて、
磁気圏も活動的な状態が続いています。
AE指数は、1000nTに達する変化をふくめ、
500nT前後の中規模の変化が続いています。

SDO衛星AIA193では、
今回の高速太陽風に関係するコロナホールは西に去りましたが、
次のコロナホールが南半球に見えています。
しかし、緯度が高めにあることと、
前周期は目立つ程の変化は見られなかったため、
今回も特に影響はないかもしれません。
しばらく注目してください。


太陽では、昨日中央部に見えていた小さい黒点は、
夜には見えなくなってしまいました。
現在は無黒点です。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。