宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/11/19 13:31 更新 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。明日くらいから太陽風の速度が高まりそうです。 担当 篠原 太陽風の速度は、360km/秒と低速の状態が続いています。 磁場強度も、3nT前後とやや弱い状態です。 磁気圏も静穏で、AE指数はほとんど変化のない状態です。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中央部のコロナホールが西に進んでいます。 明日くらいから、この領域の影響で太陽風の速度が高まりそうです。 27日周期の図を見ると、 前周期は10月24日に変化が到来しています。 太陽風の磁場強度が強まって、南向きに変化が強まると、 オーロラの活動も活発になります。 前周期は、24〜28日にかけてAE指数の変化も大きくなりました。 今回はどうなるでしょうか。 太陽は、昨日見えていた小さい黒点は見えなくなっています。 無黒点で、穏やかな状態です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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