宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/11/18 12:43 更新 太陽風は低速に戻っています。小さい黒点が見えています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日いっぱいは440km/秒とやや高まった状態が続きましたが、 今日に入ると下がり始め、 今朝くらいに360km/秒まで下がって、低速の風に戻っています。 磁場強度は、3nT前後とやや弱い状態が続いています。 磁場の南北成分は、全体としては北寄りの傾向で、 磁気圏は静穏です。 AE指数は、400nTの変化が1回起きた程度です。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールが太陽の中央部の北半球側に広がっています。 明後日くらいからこの領域の影響が始まりそうです。 27日周期の図では、前周期は10月24日に速度の変化が始まり、 650km/秒まで高まりました。 今回はコロナホールの広がりが少し減っていて、 太陽風への影響は弱くなっているかもしれません。 SDO衛星の可視光写真では、 太陽の南半球の中央部に小さい黒点が見えている様です。 14日のニュースで、 2752と番号が付けられたとお知らせした領域です。 掲載の可視光写真でかろうじて見える程度です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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