宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2019/11/17 14:00 更新 太陽風はやや高速になっています。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 今日の未明から太陽風の速度が再び高まり、 現在、450km/秒とやや高速の状態になっています。 SDO衛星AIA193で南半球に見えていた コロナホールの影響かもしれません。 太陽風の磁場強度は、 速度の高まり初めに10nTまで強まりましたが、 現在は3nTに下がっています。 南北成分は、-5nTを超える南向きの変化も起きていますが、 速度が高まっていないこともあり、 AE指数は300nTの小規模の変化が起きている程度です。 SDO衛星AIA193の太陽の中央部には、 次のコロナホールが見えています。 3日後くらいからこの領域の影響が始まる可能性があります。 27日前と比較すると、コロナホールは少し小さくなっている様です。 太陽風への影響も弱くなっているかもしれません。 太陽は無黒点です。 穏やかな状態が続いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |