宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:31)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/12 --- ---
11/11 --- ---
11/10 --- ---

黒点 11/12 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:25 362 +6.9
-2 h 359 +5.0
-4 h 364 +1.9
-6 h 365 +2.3
-8 h 363 +2.9
-10 h 363 +4.9
-12 h 371 -1.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -1 -/ -
-2 h 12 -/ -
-4 h -1 -/ -
-6 h -12 -/ -
-8 h -15 -/ -
-10 h -21 -/ -
-12 h -15 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 5x10^1
11/12 0.5 7x10^2
11/11 0.7 9x10^2
11/10 0.6 1x10^3
11/ 9 0.7 1x10^3
11/ 8 0.6 1x10^3

静か 激しい 非常に


















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X線5分1分 (GOES)
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AIA304動画 (SDO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2019/11/ 7 12:19 太陽風は平均的な状態です。太陽は無黒点です。
2019/11/ 8 12:27 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。
2019/11/ 9 10:29 低速の太陽風が続いています。磁気圏も穏やかです。
2019/11/10 09:45 低速の太陽風が続き、磁気圏も穏やかです。
2019/11/11 12:24 太陽風は300km/秒に下がっています。無黒点が続いています。
最新のニュース

2019/11/12 12:31 更新
太陽風の磁場がやや強まっています。水星の太陽面通過が起きました。

担当 篠原

昨夜から今日未明にかけて、
水星が太陽面を横切る現象が発生しました。
時間帯が悪く、日本では直接見ることができませんでしたので、
SDO衛星の写真を使ってその様子を紹介します。
太陽を左から右に向かって、小さい黒丸が進んでいます。

SDO衛星の紹介ページでは、
より詳しい様々な動画を見ることができます。
どうぞご覧下さい。



太陽風は、昨夕に磁場強度が10nTへ強まり、
現在も12nTにやや強まった状態が続いています。
速度は300km/秒から360km/秒へ少し高まった程度で、
低速の状態が続いています。

磁場の南北成分は、強まり始めに南向きに振れて -10nTに達し、
その後、次第に北向きに変化して、現在は +7nTくらいです。
磁場が南向きに変化した頃に磁気圏の活動もやや高まって、
AE指数に700nTの変化が発生しています。
以降は磁場が北に向き、磁気圏も静かになっています。


太陽は無黒点ですが、
SDO衛星AIA193の太陽の南東の端(左下)から、
明るい領域が見え始めていて、
活動的な領域が現れようとしています。
ここに黒点はできているでしょうか。



SDO衛星によって撮影された、水星の太陽面通過の様子。可視光とAIA171による。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。