宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/11/ 3 13:03 更新 太陽に新しい黒点が現れています。太陽風は低速になっています。 担当 篠原 太陽の南半球の2750黒点群は、 小さくなってほとんど見えなくなっています。 SDO衛星の可視光写真を拡大すると、 かろうじて薄暗い部分が見つかる程度です。 一方、西側(右側)の赤道付近に新しい黒点が現れ、 2751群と番号が付けられています。 こちらは、現在の第24活動周期の黒点です。 太陽風は、速度が330km/秒へ低下しています。 磁場強度は、3nTから6nTに少し上がり、 すぐ4nTへ下がるという小さい変化が起きている程度です。 太陽風は穏やかに推移しています。 磁気圏も穏やかで、 AE指数はほとんど変化のない状態です。 SDO衛星AIA193は、低緯度域にコロナホールは見られず、 穏やかな太陽風が続きそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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