宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/10/30 12:22 更新 太陽風は平均的な速度で安定しています。 担当 篠原 太陽風の速度は400km/秒まで下がったところで止まり、 以降、この状態が続いています。 磁場強度は、昨日のニュース以降、 5nTと平均的な値が続いていましたが、 今朝早くから強まり始めて、現在は10nTに達しています。 今のところ、磁場の強まりに伴う速度の変化は起きていません。 磁場の強まりだけで終わるのか、速度の高まりが続くのか、 しばらく注目してください。 太陽風磁場の南北成分は、 太陽風のグラフの中盤で南向きに変化して、 後半は北寄りになっています。 磁気圏の活動も、 AE指数で500〜900nTの中規模の変化が起きていますが、 その後は静かになっています。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールが西側に進んでいます。 この領域の影響で速度が高まるのか、注目してください。 太陽は、無黒点で穏やかな状態が続いています。 放射線帯の高エネルギー電子は、高まった状態が続いていますが、 昨日より少し減少しています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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