宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:27)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/29 --- ---
10/28 --- ---
10/27 --- ---

黒点 10/29 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:14 430 -0.5
-2 h 437 -2.3
-4 h 445 -1.9
-6 h 451 -1.5
-8 h 461 -1.9
-10 h 462 -2.6
-12 h 494 -1.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -17 -/ -
-2 h -16 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -27 -/ -
-8 h -27 -/ -
-10 h -29 -/ -
-12 h -28 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^4
10/29 0.6 7x10^4
10/28 0.6 6x10^4
10/27 0.6 3x10^4
10/26 0.6 3x10^4
10/25 0.5 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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太陽放射線 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2019/10/24 12:23 低速の太陽風が続いています。これからコロナホールの影響が始まりそうです。
2019/10/25 11:51 高速太陽風が到来し、速度は600km/秒に高まってます。
2019/10/26 13:39 高速太陽風が続き、磁気圏の活動強まっています。
2019/10/27 12:46 太陽風は再び600km/秒台に高まっています。磁気圏の活動も高まりました。
2019/10/28 13:10 600km/秒付近の高速太陽風が続き、磁気圏も活動的です。
最新のニュース

2019/10/29 13:27 更新
高速太陽風は終わり、太陽風の速度は430km/秒に下がっています。

担当 篠原

太陽風の速度は昨日のニュース以降もゆっくりと低下し、
夜遅くに500km/秒台を割って、
現在は430km/秒と平均的な速さに戻っています。
磁場強度は、3〜4nTとやや弱い状態が続いています。

磁場の南北成分は、
-2〜 -3nT程度の弱い南向きが続いています。
AE指数は、300〜500nTの小規模の変化が連続的に発生しています。
高速の状態が終わったので、
磁場の南向きの変化が今後も続いても、
磁気圏の変化は、より小さい規模になりそうです。

27日周期の図を見ると、
前周期よりも1日半ほど早く高速風が終わっています。
この後、400km/秒前後の状態が続くのか、
SDO衛星AIA193の太陽の南半球側に見えているコロナホールの影響で
速度が再び高まるのか、注目してください。


太陽は、無黒点です。
SDO衛星AIA193の東端(左端)の明るい領域にも、
黒点は見えていません。


放射線帯の高エネルギー電子は、高まった状態が続いています。
高速太陽風が終わったので、
今後はゆっくりと減少していくでしょう。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。