宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/11/ 1 12:49 更新 太陽の南半球に第25期の黒点が現れています。太陽風は平均的な状態です。 担当 篠原 太陽の南東(左下)に黒点が発生しています。 磁場の並びは新しい第25活動周期の順番で、 出現緯度も南緯28度程度と高く、 新しい周期の黒点と考えられます。 太陽風の速度は、今朝まで440km/秒付近の状態が続き、 その後、400km/秒へ少し下がっています。 磁場強度は、3〜5nT程度で推移しています。 太陽風は、平均的な状態が続いています。 磁場の南北成分は、グラフの前半は北寄りで推移し、 後半は時々小さく南に変化する程度です。 磁気圏は穏やかで、AE指数は特に変化のない状態です。 27日周期の図を見ると、前周期の太陽風は、 この後しばらく400km/秒付近の速度が続いています。 今回も同様の推移になるのでしょうか。 放射線帯の高エネルギー電子は、 1万を割って、1000くらいまで減少しています。 太陽の南半球に現れた、新しい第25活動周期の磁場の並びを持つ黒点。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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