宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/11/ 2 12:25 更新 南半球に黒点が見えています。太陽風はやや低速になっています。 担当 篠原 昨日、太陽の南東(左下)に現れた黒点は、 2750群と番号が付けられました。 番号が付けられたのは、1か月ぶりです。 黒点は現在も見えていますが、可視光写真を調べると、 昨日の午後くらいに一番大きくなり、その後小さくなっています。 この後どうなるでしょうか。 太陽風は370km/秒へ速度が下がり、やや低速になっています。 磁場強度も、2〜3nTと弱くなっています。 SDO衛星AIA193ではコロナホールは特に見られず、 太陽風は穏やかに推移しそうです。 磁場の南北成分は、弱い北寄りで推移しています。 磁気圏は静穏で、AE指数はほとんど変化のない状態です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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