宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2019/10/28 13:10 更新 600km/秒付近の高速太陽風が続き、磁気圏も活動的です。 担当 篠原 太陽風は、570〜600km/秒を上下しながら高速の風が続いています。 グラフの最後は低下に向かっている様な印象です。 磁場強度は3〜4nTとやや弱くなっています。 磁場の南北成分は、振れ幅は小さいですが南寄りに変化しています。 磁気圏は活動的な状態が続いていて、 AE指数は、500〜1000nTの中規模の変化が続いています。 27日周期の図を見ると、 前周期はもう2日ほど高速の太陽風が続き、 その後平均的な速さに下がりました。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 今回の高速風をもたらしたコロナホールは太陽の西の端に去っていて、 影響は弱まっていきますが、 次のコロナホールも太陽の中央部の南半球側に見えています。 この領域は、前回は太陽風速度が高まる変化は見られなかったのですが、 今回はどうなるでしょうか。 引き続き注目してください。 太陽は、昨日注目していた東端の領域がこちら側に回ってきました。 磁場の強まりと、可視光写真では白斑が見えていますが、 黒点があるかどうかはよく分かりません。 あったとしても、小さい黒点になりそうです。 X線グラフも特に変化は見られません。 放射線帯の高エネルギー電子は、 5万程度まで高まっています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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