宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/10/23 12:31 更新 低速の太陽風が続き、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、速度が360km/秒と低速で、 磁場強度も3〜4nTとやや弱い状態で安定しています。 27日周期の図で、 前周期の9月24〜25日にやって来た太陽風速度の高まりは、 今回は消えてしまった様です。 17日や18日の太陽の写真では、 コロナホールは前周期よりも広がって見えたのですが、 影響は弱くなっていました。 太陽風磁場の南北成分は、北寄りの時間が長くなっています。 磁気圏は穏やかで、AE指数は目立った変化はありません。 SDO衛星AIA193では、 大きなコロナホールが太陽の西半球側に進んでいます。 明日か明後日くらいから、こちらの影響が始まりそうです。 前周期は700km/秒まで太陽風の速度が高まり、 磁気圏の活動も活発になりました。 今回はどのような変化になるでしょうか。 太陽では、昨日見えていた小さい黒点は、 その後消えてしまい、無黒点になっています。 一方、SDO衛星AIA193の太陽の中央部の南半球側に 小さい光点が現れていて、 この領域の磁場の並びが、新しい第25期の順番になっています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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