宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/10/18 09:55 更新 太陽風の速度は下がって低速です。磁気圏も概ね静穏です。 担当 篠原 太陽風の速度は360km/秒へ下がり、再び低速の風になっています。 磁場強度も3nTとやや弱い状態です。 磁場の南北成分は、弱い南寄りになっています。 磁気圏は基本的には穏やかですが、 AE指数には小さい変化も起きています。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中央部の南半球側にコロナホールが見えています。 この領域の広がりを、以前の周期と1枚目の図で比較します。 すると、低緯度域の大きさはあまり変わっていませんが、 中緯度から南極域にかけて、縦に広がりが増しています。 27日周期の図を見ると、 前の周期では(9月24日以降)、太陽風は500km/秒に高まりました。 コロナホールの広がりの変化で太陽風の様子がどの様に変わるのか、 3日後以降の太陽風の推移に注目してください。 太陽は無黒点が続いています。 X線グラフも変化はありません。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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