宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/10/22 12:53 更新 太陽風は低速の状態が続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は、350km/秒で推移するようになっていますが、 低速の状態は続いています。 磁場強度も3nTとやや弱い状態です。 磁気圏も穏やかで、AE指数は特に変化のない状態です。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風速度の高まりのタイミングから半日ほど過ぎています。 変化の到来が前後することは普通に起こることなので、 引き続き太陽風の変化に注目して下さい。 また、現在のSDO衛星AIA193の写真では、 太陽の中央部に大きくコロナホールが広がっています。 24〜25日くらいから、こちらの影響も始まりそうです。 太陽は、東側の中央部にとても小さい黒点が現れています。 SDO衛星AIA193の写真で、小さく光っている領域です。 群番号が付けられるような黒点になるでしょうか。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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