宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2019/10/21 12:31 更新 低速の太陽風が続いています。この後、速度が高まりそうです。 担当 篠原 太陽風は、330km/秒と低速の風が続いています。 磁場強度は、4〜5nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、 弱い南寄りから弱い北寄りに変わっています。 速度が下がっていることもあり、 磁気圏は全体としては穏やかで、 AE指数は小規模の変化が見られる程度です。 27日周期の図を見ると、 前周期の9月24日に始まる太陽風速度の高まりが近付いています。 この後、太陽風の磁場強度が強まり始めたら、 変化の始まりと考えられます。 前周期は、500km/秒まで速度が高まっています。 また、SDO衛星AIA193では、 次のコロナホールが太陽の中心線まで進んでいます。 こちらも、3日後くらいから影響が始まりそうです。 27日周期の図で、9月27日に始まっている高速太陽風の回帰です。 太陽は今日も無黒点です。 穏やかな状態が続いています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |