宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2019/10/17 11:43 更新 太陽風は平均的な速さに戻っています。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 昨夜くらいから、太陽風の速度は、 400km/秒前後と平均的な速さで推移する様になっています。 磁場強度は3〜4nTへ下がっていて、やや弱くなっています。 27日周期の図を見ると、 前周期は300km/秒へ下がり始める頃でしたが、 今回は様子が変わっているのでしょうか。 太陽風磁場の南北成分は、0nT付近で推移する様になり、 時々、南向きに小幅の変化をする程度です。 磁気圏も穏やかで、 AE指数は、小さい変化が数回起きている程度です。 SDO衛星AIA193では、南半球を縦に伸びるコロナホールが、 太陽の中心線に近付いています。 3〜4日後くらいから、太陽風の高まりが始まりそうです。 また、東端(左端)から、次のコロナホールが見え始めています。 この領域の影響で、前周期は9月27日から太陽風の変化が始まっています。 現在はどのような広がりになっているでしょうか。 太陽は、無黒点で穏やかです。 WDC-SILSOの黒点相対数の速報値では、 10月3日から2週間にわたって無黒点が続いています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |