宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/10/ 2 12:20 更新 黒点は2749群となっています。やや高速の太陽風が続いています。 担当 篠原 太陽の東端に現れた黒点に、2749群と番号が付けられています。 掲載の可視光写真ではほとんど見つけることができず、 黒点は小さいままです。 磁場の並びは、現在の第24活動周期の順番でした。 X線グラフでは、小さい変化も見られなくなっていて、 活動は落ち着いている様です。 太陽風は、470km/秒前後とやや高速の状態が続いています。 磁場強度は、4〜5nTと少し下がっていますが、平均的な状態です。 磁場の南北成分は、グラフの前半は南寄りに変化していますが、 中盤以降は0nT付近に留まるように傾向が変わっています。 このため、磁気圏の活動度も低下して、 AE指数のグラフは、初めは700nT程度の中規模の変化が起きていますが、 その後は、変化が小さくなっています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 南半球のコロナホールが西に進んでいます。 前周期と同様に太陽風が推移するのであれば、 この後も、高めの速度が続くでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子は更に低下して、 2つの衛星とも1万を割っています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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