宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:20)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 2 --- ---
10/ 1 --- ---
9/30 --- ---

黒点 10/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
2749 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 479 +1.0
-2 h 463 +0.5
-4 h 476 -2.3
-6 h 471 -0.1
-8 h 475 +0.3
-10 h 479 -0.2
-12 h 485 -0.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -24 -/ -
-2 h -22 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -26 -/ -
-8 h -30 -/ -
-10 h -31 -/ -
-12 h -35 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^3
10/ 2 0.6 3x10^3
10/ 1 0.7 2x10^4
9/30 0.5 7x10^4
9/29 0.5 3x10^4
9/28 0.7 6x10^3

静か 激しい 非常に


















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X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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太陽風 7日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2019/ 9/27 12:39 太陽風は低速の状態が続いています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2019/ 9/28 12:02 高速の太陽風が到来し、速度は650km/秒に高まっています。
2019/ 9/29 12:16 高速の太陽風が続き、磁気圏も活動的です。
2019/ 9/30 12:54 太陽風の速度は少し下がってやや高速です。磁気圏の活動は高まっています。
2019/10/ 1 11:04 太陽の東端に黒点が現れています。太陽風はやや高速です。
最新のニュース

2019/10/ 2 12:20 更新
黒点は2749群となっています。やや高速の太陽風が続いています。

担当 篠原

太陽の東端に現れた黒点に、2749群と番号が付けられています。
掲載の可視光写真ではほとんど見つけることができず、
黒点は小さいままです。

磁場の並びは、現在の第24活動周期の順番でした。
X線グラフでは、小さい変化も見られなくなっていて、
活動は落ち着いている様です。


太陽風は、470km/秒前後とやや高速の状態が続いています。
磁場強度は、4〜5nTと少し下がっていますが、平均的な状態です。

磁場の南北成分は、グラフの前半は南寄りに変化していますが、
中盤以降は0nT付近に留まるように傾向が変わっています。
このため、磁気圏の活動度も低下して、
AE指数のグラフは、初めは700nT程度の中規模の変化が起きていますが、
その後は、変化が小さくなっています。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
南半球のコロナホールが西に進んでいます。
前周期と同様に太陽風が推移するのであれば、
この後も、高めの速度が続くでしょう。


放射線帯の高エネルギー電子は更に低下して、
2つの衛星とも1万を割っています。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。