宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2019/ 9/30 12:54 更新 太陽風の速度は少し下がってやや高速です。磁気圏の活動は高まっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、ゆっくりと低下が続き、 現在は480km/秒と、既に500km/秒台を割っています。 磁場強度は、5nT前後で推移していて、 平均的な値を保っています。 太陽風磁場の南北成分は、 -3〜 -5nTと南寄りの変化が少し強まっています。 このため、磁気圏の活動は高まった状態が続き、 AE指数では、500〜800nTの中規模の変化が 繰り返し発生しています。 極域ではきれいなオーロラが現れているのではないでしょうか。 27日周期の図を見ると、 太陽風速度の高まりは前周期よりも規模が一段小さくなっています。 この後、前周期の様に速度の高まった状態は続くでしょうか。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中央の南半球側にコロナホールが見えています。 3日後くらいから、この領域の影響になっているでしょう。 太陽は無黒点で、穏やかです。 放射線帯の高エネルギー電子は、更に増加しています。 前周期は10万を超えるには至らなかったのですが、 今回はどうでしょうか。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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