宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:02)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/28 --- ---
9/27 --- ---
9/26 --- ---

黒点  9/28 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:55 662 -1.6
-2 h 670 -0.3
-4 h 689 +2.4
-6 h 693 -2.7
-8 h 614 -4.3
-10 h 609 -3.3
-12 h 577 -5.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -46 -/ -
-2 h -43 -/ -
-4 h -47 -/ -
-6 h -33 -/ -
-8 h -19 -/ -
-10 h -14 -/ -
-12 h -4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 2x10^1
9/28 0.7 1x10^2
9/27 0.7 2x10^2
9/26 0.6 5x10^1
9/25 0.6 7x10^1
9/24 0.6 8x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2019/ 9/23 12:26 太陽風は更に低速になり、磁気圏も静かです。とても小さい黒点が現れています。
2019/ 9/24 13:06 低速の太陽風が続いています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2019/ 9/25 13:39 高速太陽風が到来しています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2019/ 9/26 12:23 太陽風の速度は下がって、やや低速です。次の高速風が近付いています。
2019/ 9/27 12:39 太陽風は低速の状態が続いています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2019/ 9/28 12:02 更新
高速の太陽風が到来し、速度は650km/秒に高まっています。

担当 篠原

昨夜から、太陽風の速度が上昇を始め、
現在、650km/秒程度の高速太陽風になっています。

昨夕、27日18時(世界時27日9時)頃から、
太陽風の磁場強度が強まり始めました。
3〜4nTとやや弱い状態から次第に高まって、
27日20時(世界時27日11時)には、14nTに達しました。
この頃から速度も上昇を始め、380km/秒のやや低速の状態から、
今朝、28日5時(世界時27日20時)に、700km/秒まで高まっています。

磁場強度は、最高値に達した後はゆっくりと下がり、
現在は6nTと平均的な状態に戻っています。
速度は、最高値からは少し下がっていますが、
650km/秒前後と高い速度を保っています。

27日周期の図を見ると、
変化の始まりは、前周期よりも1日程度遅れています。
最高速度は、前回は750km/秒で、ほぼ同じくらいと言えるでしょう。

太陽風磁場の南北成分は、磁場が強まった頃から、
-5nT程度の南向きの変化が半日ほど続いています。
速度の高まりもあって磁気圏の活動は強まり、
AE指数は500〜1200nTと、中規模から大規模の変化が
こちらも半日程度続いています。

最後の高まりに近い、世界時27日22時頃のオーロラの様子を、
北半球のノルウェー・トロムソの全天カメラで紹介します。

現在は南北成分は小さくなっていて、
AE指数の変化も小さくなっています。

前周期の太陽風は、
9月6日頃までは500km/秒を超える高速風が続き、
更に、その後も400〜500km/秒の状態が9月18日まで続きました。
今回はどう推移するでしょうか。
前回は、オーロラも活動的な状態が続きました。
こちらにも注目してください。


太陽では、SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真で、
東端(左端)から明るい領域がこちら側に姿を現しました。
磁場の強まりも見えていますが、黒点は見えない様です。



ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、世界時27日22時頃のオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。