宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:16)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/29 --- ---
9/28 --- ---
9/27 --- ---

黒点  9/29 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:06 570 -2.1
-2 h 585 -0.8
-4 h 611 -1.6
-6 h 633 -0.3
-8 h 635 -2.9
-10 h 652 +0.8
-12 h 657 +1.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -35 -/ -
-2 h -21 -/ -
-4 h -19 -/ -
-6 h -26 -/ -
-8 h -18 -/ -
-10 h -24 -/ -
-12 h -27 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^4
9/29 0.5 3x10^4
9/28 0.7 6x10^3
9/27 0.7 2x10^2
9/26 0.6 5x10^1
9/25 0.6 7x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2019/ 9/24 13:06 低速の太陽風が続いています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2019/ 9/25 13:39 高速太陽風が到来しています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2019/ 9/26 12:23 太陽風の速度は下がって、やや低速です。次の高速風が近付いています。
2019/ 9/27 12:39 太陽風は低速の状態が続いています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2019/ 9/28 12:02 高速の太陽風が到来し、速度は650km/秒に高まっています。
最新のニュース

2019/ 9/29 12:16 更新
高速の太陽風が続き、磁気圏も活動的です。

担当 篠原

太陽風の速度は、今朝まで600km/秒台を保っていましたが、
その後少し下がって、570km/秒となっています。
高速の状態は続いています。
磁場強度も、6nTから4nTへ少し下がっています。

27日周期の図では、
前周期は8月31日から9月3日まで、
4日にわたって600km/秒台の高速風が続きました。
このまま速度が下がって行くと、
今回は1日半に縮んでしまうことになります。

太陽風磁場の南北成分は、
-2〜 -3nT程度の変化ですが、南寄りの傾向が続いています。
磁気圏は活動的な状態が続き、
AE指数は、500〜1200nTの変化が続いています。

SDO衛星AIA193では、
現在の高速風をもたらしているコロナホールは西の端に近付いていますが、
中央部の南半球側にもコロナホールが見えています。
前周期もこの様な状態で、この後、500km/秒前後の太陽風が長く続きました。
今回はどの様に推移するでしょうか。


太陽は、無黒点で穏やかな状態が続いています。


高速太陽風の影響を受けて、
放射線帯の高エネルギー電子が増加し、
GOES衛星のグラフ(青線、赤線)は、どちらも10,000を超えています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。